VPNの二重規制、三重規制について

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2019年12月に入りコンテンツフォルダーによるVPN経由での接続規制が厳しくなってきております。今まで繋がっていたのに急に繋がらなくなったというのは、そのような規制にかかったと考えて間違い無いでしょう。VPNの規制はものすごい勢いで進化してきており、特に年末に入り二重規制、三重規制と規制がかかってきているサイトが増えています。2020年以降は地上波がインターネット放送に参入することからも、この規制はますます進むものと考えられます。

まずは、どのような規制がかかっているのか?を理解するには、VPN接続そのものの仕組みをご理解いただくのが重要だと思います。それを踏まえ、どのようなネットワークを構築すればそれを回避できるか。という回避策を立ててゆくことが重要です。

まず、VPNの仕組みですが、VPNというのは、2機で一対として動作するものとなります。VPN業者は星の数ほどありますが、業者は2機のうちの1機を担っており、もう1機はVPNアプリをインストールしたPCやスマホがそれを担っています。VPNは必ず親機=子機というセットで動作します。1つはVPNサーバー(親機)これは接続したい国に設置します。(この場合は日本)そしてVPNクライアント(子機)は接続したい海外に設置し2機を直接接続させVPNというネットワークを構成するというものになります。業者はこのVPNサーバーを提供しており、これまで二番目の規制までは回避できておりましたが、12月に入りまた別の規制がかけられてきております。

規制の種類を区分けしますと以下のようになります。

最初の規制 IPの確認(国内のものか海外のものか)
二重規制  プロバイダーの確認
三重規制  個人宅か業者かの確認

二重規制までは、VPN Plusで対応できますが、三重規制となりますと業者の利用ができなくなってきます。三重規制では、業者の提供するIPアドレス(コンピュータの電話番号のようなもの)を直接ブロックするため、電話でも電話が繋がらないようにネットもその電話番号から繋がらなくなるということになるためです。これが実施されますと業者につなぐVPNは無意味になってしまいます。そこで、今まで親機としてつないでいた業者のVPNサーバー経由ではなく、自宅にVPNサーバーを設置するという方法が今後主流になってくると考えられます。

サーバー(日本)の設置場所は2つ考えられます。

業者または自宅です。

そもそも業者経由の場合は同じ電話番号でたくさんの人が一度にアクセスするわけですので規制をかけることは電話番号をブロクすれば良いので簡単です。このようにVPN接続の規制は、2019年年末からかなり強化されているのが現状です。

どのコンテンツフォルダーがどこまでの規制をしているかはコンテンツホルダーの設定次第ですのでコンテンツによってアクセスできるものとできないものが生じてきます。さらにどのIPが規制されているかなどにもよりますのでこのIPは動作する、これはしないなどということも起きてきます。大手のVPN業者は規制されていないIPを探しては提供し、コンテンツフォルダーはそれを探知し規制する。といういたちごっことなっているのが現状となっており2020年以降は業者経由のVPNは一層難しくなると考えられます。

弊社では、この仕組みを踏まえ根本の回避策をご提案させていただいております。それは、日本のご自宅にVPNサーバーを設置する方法です。この方法であれば今現在の三重規制まで対応可能です。自分の自宅経由でVPNアクセスするのでIPを規制されることはありません。あえて言えばこれこそ本来の正しい接続手順ということにもなります。

VPNサーバーは、自宅のルーターにつなぎ電源を入れるだけで設定は一切不要です。弊社のエンジニアが遠隔よりお手伝いできますので設置後の管理も(物理的配線以外)不要で簡単に導入いただけます。これからのVPN接続はこれまでのような業者VPNでは対応できなくなってきておりますので一度仕組みをよく理解の上、ご検討ください。

VPNサーバー詳細
https://www.watchjtv.com/vpnserver.html

VPNサーバーを日本の自宅に設置した場合は、スマホやアプリにVPN接続アプリを入れて外出時などもVPNアクセス可能です。

また、海外側にVPNX(子機)をルーターに取り付けることで海外の自宅のWiFiで日本の自宅につながるVPN接続を簡単に構築することができるようになります。アプリも設定も一切不要でWiFiでVPNXにつなぐだけでVPN接続することができます。

日本にご自宅がある方は、VPNサーバーご検討ください。日本にご自宅がない場合は残念ながら規制された回避は2020年以降は難しい状態が続くかと思います。

テクノロジーはきちんと仕組みを理解しませんと無駄な出費が増えてしまいます。現時点ではどう頑張っても業者VPNだけでは対応できない規制までかかってしまっておりますのでよくご理解のうえ、正しいネットワーク構築をされますと良いかと思います。

参考までに:2019年12月1日現在の状態(地域によって、使うIPによっても違いますが)

最初の規制 TVer.jp, YouTube
二重規制  Amazon プライム、AbemaTV (12月ごろから最初の規制から二重規制に)
三重規制  HULU, NETFLIX, DAZN(12月ごろから二重規制から三重規制に)

規制の状況はコンテンツフォルダーによって変わってきますがこちらでわかっている範囲でお示ししておきます。参考までに。。。

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