海外赴任予定ですが、テレパソは他社より値段が高いようですが、なぜこんなに価格が違うのでしょうか?機能にどのような違いがあるのか教えてください。
目次
1. 価格の違いについて
基本的に海外でテレビが見れるという機器で比較検討される場合、価格は重要な要素です。海外でテレビが見れる方法としては、
テレパソ:9万円前後
ストリーミング機器:3−4万円前後
といった大きく分けて2つの方法があるかと思います。どちらの方法でもテレビはみれるのですが、海外から高画質視聴となると話がちょっと違ってきます。
1-1. 高機能を搭載できるハード機器
ストリーミング機器は、単にデータを通過させるだけなので安価なハード機器で対応ができます。それ故に画像もテレビで見る時よりかなり粗くYouTube動画のようなイメージです。
それに比べて、テレパソではブルーレイディスクレコーダーのように膨大なデータ処理を行うことができるので、安価なハードでは実現できない海外在住者にとって必要不可欠な機能をたくさん搭載しています。
機能一覧 | テレパソ | ストリーミング機器 |
ライブ視聴(回線依存) | ◉ | ◉ |
ストリーミング再生(回線依存) | ◉ | ◉ |
番組録画永久保存(回線非依存) | ◉ | X |
録画番組高圧縮 (mp4) | ◉ | X |
録画番組のダウンロード | ◉ | X |
ポッドキャスト自動ダウンロード | ◉ | X |
PC、スマホ不要テレビだけでフル操作 | ◉ | X |
複数ユーザー別番組同時視聴 | ◉ | X |
超高画質1080HDの再生、保存 | ◉ | X |
手元で使える物理的リモコン | ◉(メディパソ) | X(Webリモコンのみ) |
低速回線でも使える機能 | ◉ | X |
インターネットなしでの視聴 | ◉ | X |
VPN接続(オンディマンド視聴) | ◉ | X |
PLEX接続 | ◉ | X |
音声コマンド(Siri, Alexa, Google) | ◉ | X |
Twitterとの連携(IFTTT, myThings) | ◉ | X |
ヘルプデスクサポート24/7 | ◉ | X |
遠隔リモートサポート | ◉ | X |
1-2. 高画質を処理できるハード機器
テレビ番組を録画してPCやスマホで視聴するには、必要最低限の小さなデータで視聴ができますので、安価なストリーミング機器でシステムを構築できます。しかし、データ量を抑えれば、当然画質が粗くなるわけでモザイクやカクカクとまるなどの “視聴快適度” が大幅に下がります。
小さなデータ=低画質(モザイクがみえる)
小さなデータ=テレビでの大画面では視聴困難(文字や顔の輪郭などがぼやける)
小さなデータ=高画質視聴は不可能
そのため、PCやスマホなどでの小さい画面でみるというのが選択肢になるわけです。
これら小さいデータを無理やりテレビで引き延ばせば、顔がぼやける、ブロックノイズがでてくるのは仕方がありません。
WatchJTVのテレパソは、海外でも日本で見ていた時と同じ画質で海外の大画面テレビで視聴できることを念頭に設計をしております。
1-3. 高画質処理ブルーレイディスクレコーダーの進化版
PCやスマホで視聴するだけだれば、特に画質は気にする必要もありませんが、これがテレビで視聴するとなると話が全く変わってきます。
現在テレビを録画して視聴するために市販されているブルーレイディスクレコーダーは、10万円前後するものも少なくありません。最近では4K処理できるモデルもちらほら見かけるようになりその価格は22万円前後もします。
これは、テレパソと同じ理由で膨大な高画質のデータを美しくテレビに出力するため、高性能のハード処理が必要になってきます。膨大なデータを綺麗な画質で処理するには、高速のコンピュータが必要になるわけです。
テレパソ:9万前後
ブルーレイディスクレコーダー: 10万円前後
テレパソの場合は、さらにブルーレイディスクレコーダーではできない、ファイル転送処理が行えます。ブルーレイディスクレコーダーでは、高画質をどんどん録画するためファイルのサイズが4TB、6TBとたくさんのファイルスペースが必要になってきます。
このような膨大なデータをインターネットで転送することは現実的ではないため、テレパソではこの膨大なデータを高画質のまま高圧縮することで海外のテレビでも日本と変わらぬ高画質を海外のテレビで実現できるのです。
この圧縮にかかる処理は、コンピュータの高速処理が必要になるため、安価なストリーミング機器とは違い高性能の処理ができるハード機器が必要のため大幅に価格が違ってくる要因になります。
2. 機能について
2-1. ストリーミング機器ではできない高画質転送
海外で自宅のテレビを見るには、インターネットの国際回線を使わなければなりません。そして下記の記事にも詳細がありますが、海外から国際回線で出る速度はせいぜい3-4Mbps程度です。
国内にいると気がつかないことですが、国内でインターネットをするときには、30Mbpsというような数字で使っているわけです。
国内のオンディマンドサイトDAZN推奨環境によるとストリーミングで1080のHD高画質をみるのに必要最低回線速度は、最低9Mbps となっています。もちろん国内での視聴であれば、30Mbpsに対する9Mbpsですから、余裕で視聴ができます。
しかし、これが海外からとなった場合 3Mbpsしかでない環境で 9Mbpsの動画は視聴できません。つまり、現状の国際回線のインフラ自体ストリーミングで1080のHD高画質を転送することは不可能なのです。
この不可能を可能にするのがテレパソです。1080HDの美しい画像を美しいまま高圧縮し、太い回線が使えるダウンロードという手段で海外まで転送します。そのことでストリーミング機器では限界だった1080HDの高画質再生が海外でも可能となるのです。
2-2. ストリーミング機器では見れないオンディマンド
海外在住において、もう1つのコンテンツであるオンディマンド視聴。TVerやAbemaTV、Huluなど様々なオンディマンドサイトが充実しています。
これらのサイトは海外からはアクセスできないので、VPNという接続が必要になります。
ストリーミング機器では、そのような機能はありませんのでストリーミング機器ではオンディマンドの視聴はできません。
テレパソは、フルPCですのでVPNサーバーも搭載しているため、海外からVPN接続で自宅につなげて海外からは通常みれないオンディマンドサイトにも制限なくアクセスすることができます。
2-3. ストリーミング機器ではできないファイル転送
この機能は海外では一番大事な機能ですが、ストリーミング機器ではこのようなことはできません。
30分番組3分でダウンロードすれば、(お使いの回線によりかかる時間は違います)丸ごと高画質のまま海外に転送ができますので、テレビの大画面でもバッチリ綺麗に視聴することができます。
実は、ストリーミングで運べるデータ量とダウンロードで運べるデータ量はこんなに回線の太さが違います。つまり、海外では細いストリーミングで低画質で小さく見るよりも、ダウンロードしてから高画質でみるのが超快適になります。
これらの処理を全て行うには、安価なストリーミング機器ではなくフルPCシステムが必要になってくるのです。
3. 設置後の継続したサポート
多くの業者では、海外からのサポートについてはとても消極的です。それは販売者が海外から利用しているわけではないので海外の事情を知らないためサポート自体ができないためです。
WatchJTVは、カリフォルニアにございます米国法人ですので海外から日本のテレビを見るための様々な障害、事情は熟知しております。
テレパソは、実際の購入者がいない場所に設置をするということから遠隔からテレパソに何が起きているかを把握するのが困難です。そのような点もプレミアム会員という形で弊社のエンジニアが24時間365日テレパソの安定運用ができるようお手伝いしております。
DNSサーバー障害、ネットワークセキュリティーからレコーダーの電源がおちていた、TVアンテナが抜けているなど物理的な配線まで遠隔から把握することで問題の原因をピンポイントでアドバイスすることが可能です。
24時間365日ご利用可能なユーザー様専用ヘルプデスクより1対1の密着したサポートを海外赴任後も行っております。現在他業者で海外在住者に継続したサポートを行っている業者は残念ながらおりませんが、各業者が月々無料を広告にする裏には設置後のことは知りませんということに等しく、海外で起こりうる様々な障害もすべてユーザーが引き受けなければならないということになり兼ねます。
テレパソは、高処理ができるハードウェアーの採用、高画質するための機能、海外におけるサポートと海外で日本のテレビを海外のテレビで高画質に視聴できることにこだわっています。
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