海外から視聴できない日本のHuluですが、実は一度海外から日本に接続し、日本からHuluに接続することで海外からもアクセスすることができるようになります。このような方法をVPN接続といいます。VPN接続は、日本のVPNプロバイダーを利用することで簡単に海外でも利用ができるサービスです。(JP VPN 接続サービス)このサービスを利用することで、4つの方法でHulu日本版を海外から楽しむことができるようになります。
目次
JP VPN接続サービスとは?
海外からPC、スマホなどでインターネットをつなげますと発信元が海外となるため、国内向けのHulu(日本版)は視聴ができません。皆さんの目には見えませが、通常 https://hulu.jpというようなアドレスにアクセスする際には、PCやスマホの裏では
“私はアメリカからhulu JapanにChromeブラウザー、マックでアクセスしています。”
というような情報が先方のサーバーに付属され届きます。これはhuluに限ったことではなく、GoogleもYahooもあらゆるサイトにアクセスする際にはこの情報が付属されます。
そのような情報を元に処理をしているHuluのようなサイトの場合は、国外からのアクセスができないということが起きてくるのです。
VPN接続というのは、ドラえもんの”どこでもドア”のようなイメージで、ドアを開けた先の場所と現在地を繋ぐことができる接続です。これは大手企業などでは普通に使われている仮想ネットワークという技術で、日本のプロバイダーに設置したサーバーに海外から一旦接続をします。そしてそこから改めてHulu(日本)にアクセスすることで
“私は日本からhulu JapanにChromeブラウザー、マックでアクセスしています。”
という情報に置き換わるのです。情報は1つ前の情報しかみませんので、このように海外から寄り道をすることで海外からも日本のコンテンツにアクセスができるようになるというものになります。
1. PCでHuluを海外から視聴する方法
PC専用のVPN接続キーをウィンドウズ、マックにインストールします。PCではブラウザーから直接Hulu 日本のサイトにゆき購読手続きをするだけで簡単に視聴ができます。
2. スマホでHuluを海外から視聴する方法
スマホでHuluを視聴するには、専用アプリが必要です。このアプリには実は日本用、アメリカ用と2種類あり、アイコンは全く同じなのでどちらのアプリか見た目ではわかりません。
スマホの場合は、アプリは必ず日本のストアーからダウンロードします。日本のストアーではなく海外のストアーからダウンロードしている場合は、同じアイコンでもアクセスはできません。
スマホ専用のVPN接続キーをインストールしスマホでVPN接続後、日本ストアーからダウンロードした日本のHuluアプリで視聴することができるようになります。
ただしスマホからのアクセスの場合は、PCとは違いもう1つ情報が追加されており、
“私はアメリカからhulu JapanにSafariブラウザー、iPhoneの “AT&Tキャリア” でアクセスしています。”
という情報が送られます。日本のアプリでVPNで接続してもアクセスができない場合は、キャリアの情報(日本以外のプロバイダー名)があることでアクセスができない場合が多いのでSIMカードをとってアクセスできるか試すことで確認ができます。(SIMカードがなければキャリア名は送られませんので)
SIMカードがついているとアクセスができないのはdTVです。
dTVをモバイルで見る方法(SIMがあるとアクセスできません)
3. オンディマンドスティックでHuluをテレビで視聴する方法
PCやモバイルでは映画やドラマをじっくり見るには少々不便ですよね。
そこで、活躍するのがオンディマンドスティックです。このスティックを1本テレビのHDMI端子にさしてWiFiにつなぐだけでテレビを丸ごと日本接続にすることができるようになります。
このスティックは自動的に日本にあるVPNサーバーと常時接続しますので、海外のテレビで特に設定をすることなくすべての日本のオンディマンドが視聴できるようになります。
オンディマンドスティックはこちら
4. AppleTVでHulu(日本版)を視聴する方法
最近では、ストリーミング機器(AppleTV、Amazon Fire TV、Amazon Fire スティック、PSVita TV)などテレビでオンディマンドが簡単に見れる機器が販売されています。
これらの機器にはHuluのアプリが入っておりテレビに繋げるだけで簡単にHuluをテレビで視聴できますので初心者の方には一押しです。
これらをテレビにつないでおけばいちいちPCやモバイルで視聴しなくてもみんなでソファーに座ってテレビで見るという環境が整うので最近人気を集めている機器です。
しかし残念ながらこれらの機器も、海外でつなげば日本には繋がらず(たとえ日本で購入しても)海外では使えなくなってしまいます。
この機器にもVPN接続をしたいところですが、PCやスマホと違ってVPN設定をすることができません。
そこで、3でご紹介したオンディマンドスティックとLANケーブルでこれらの機器をつなぐことでなんと機器を丸ごとVPN接続することができるようになります。
AppleTVとオンディマンドスティックをつなげるだけで、Huluを見ることができます。AppleTVのリモコンからクリックするだけで簡単に視聴ができます。
AppleTVは世界どこで購入しても全く同じように利用ができますので購入場所は日本でなくても構いません。ただし、AppleIDは日本のアップルIDで登録する必要があります。
配線はこんな感じです。たったこれだけでAppleTVが日本語版に早変わりします。
これはアメリカのテレビでAppleTVをVPN接続して表示している画面です。Jリーグオンディマンドが表示されていることから日本版であることが確認できます。Netflix, Hulu全てのコンテンツは日本版でご利用いただけますのでご契約も日本版でご契約することでご利用いただけます。
同じ原理で、Amazon Fire TVやPS4他日本で販売されている機器を海外で使えるようになります。
特にキンドル(電子書籍)などは海外からの本の購入が制限されていることもありますのでVPNで接続してから利用することで海外でも日本の書籍をお楽しみいただけるようになります。
オンディマンドスティックさえあれば、どんな日本家電も海外からVPN接続することができるようになります。
オンディマンドスティックはこちら
VPN接続 -自宅か業者か
VPN接続とは、親機=子機 のように1対でつながり同じネットワークを構成するセキュリティーの高い接続方法です。
親機の方を日本においておき、子機を海外に持ってきます。子機はいつでも親機につながっているので子機を海外に持ってきても子機は常に親機(日本)とつながり続けます。
海外に持ってきた子機にAppleTVをつなげることで、子機が一緒にAppleTVも親機の元(つまり日本)まで接続を持っていってくれるというわけです。

ここでいう子機は、PC、スマホ、オンディマンドスティック、AppleTV, Amazon Fire TV, WiiU, PS4などになります。子機は、常に海外にある機器でその機器がつながる親機は、日本に設置するようになります。
親機の設置方法には、業者に委託するのか日本の自宅に設置するという2つの選択肢がございます。
自宅にVPNサーバーを置く
VPNサーバーの構築はある程度の知識が必要です。設置後もセキュリティーの管理なども必要になってくるため、なかなか専門知識がない方が構築するのは難しいのが現状です。
しかし、WatchJTVのVPNサーバーパッケージをご利用いただきますと、日本のルーターにつなぐだけで設定は一切不要で親機を構築できます。
自宅に設置するので一番安全な方法です。(テレパソユーザーはテレパソにVPN親機が含まれておりますので設置は不要です)

VPNサーバーはルーターに取り付けるだけで簡単に設置ができます。設定、管理はすべて専門知識のあるエンジニアが行いますので自宅への設置をお勧めいたします。
VPNサーバーを自宅に設置する
日本のプロバイダーに委託する
日本にあるプロバイダーに委託し、子機を常時つなぐようにする方法であれば、日本への設置機器は一切なく今すぐご利用いただだけます。
JP VPN 接続は、日本でトップクラスのプロバイダーの高速クラウドシステムに設置したVPNサーバーにアクセスすることができます。日本のプロバイダーを経由するため、今すぐ海外からPC、スマホ、テレビでご利用いただけます。
VPN接続サービス
JP VPN 接続サービスは1アカウントでPC,スマホはもちろんんことオンディマンドスティックとの紐付けも可能です。1つのアカウントですべてのディバイスでVPN接続をお楽しみいただける業界初のVPN接続サービスです。
いずれの場合も親機はすべて日本に設置され、子機は手元(海外)においておくわけです。このことで子機は常時親機とつながるため子機につなげたすべての機器は日本経由でのアクセスができるということが起こります。