海外の環境でテレパソからダウンロードができない場合は、海外と日本間の速度を把握する必要があります。
目次
ダウンロードができない
テレパソにログインをしてから、Firefoxのブラウザーを開いてください。

一括転送からタイトルを右クリックしていただき、名前をつけて保存(Save Link As…)を選択します。

右上のアイコンをクリックするとダウンロード中の表示が出てきます。 Show as downloads をクリックしてダウンロード中の画面を開いてください。

一番右のほうの数字をご注目ください。(下の場合は、137 KB/sec という数字です。)この数字でダウンロード速度がわかります。
137 KB/sec というのはダイアルアップ並みの速度です。137 KB/secを MB の単位に合わせますとおおよそ 0.137 MB/sec となります。0.137 MB/sec を Mbps の単位に直すと 1Mbps つまり、日本側の上りが異常に低速の可能性があります。
数字だけ見てもどのくらいか分かりにくいと思いますので別の環境で測定した(アメリカ)速度表示と比べてみると一目瞭然です。まず、KB と MB とでは単位が違いますので
1 MB/sec = 1000 KB/sec とお考えください。(誤差はありますがおおよそで表示します)
日本が光ファイバー(上り100Mbps = 12MB/sec )出る速度で、アメリカ側は30Mプランで利用した場合で測定しますと
2.4MB/secの速度がでています。2.4Mb/secをKBの単位に統一しますと2343KB/sec という数字になります。
つまりダウンロードができないという速度と比べますと
2343 KB/sec
137 KB/sec
という数字の差が確認できると思います。これがダウンロードが低速またはうまくできない原因です。速度が低速すぎるのです。回線が低速すぎる場合は、TIMEOUT(タイムアウト)となり回線が切断される場合もあります。
解決方法
海外の回線環境は不安定ですので、時にこのような数字が出るのは珍しくありませんが、いつもは速度が出ていたのに突然この速度になるといことは、日本のご自宅と海外の自宅の間の経路でなにか障害があったという可能性があります。
回避策1:テレパソでの録画サイズを小さくする。
テレパソホームから録画ファイルサイズを調整できます。数字が小さければ小さいほどファイルが小さく録画することができます。データ量が少なくなればダウンロード時間も短縮できます。
回避策2:日本、海外のルーターを再起動してみる
海外または日本側のルーターを再起動してみてください。ルーターの問題の場合は再起動で解決することがあります。テレパソの再起動は不要です。
回避策3:MTRソフトで経路を調べて見る
MTRというソフトで海外と日本間の速度を計測することができます。
MTRについては下記のリンクより
https://www.watchjtv.com/kaigai2/
回避策4:VPN接続で接続してみる
テレパソのオプションにはVPN接続がございます。VPNはテレパソとは別のポートを利用しているため、海外側で回線規制などがあった場合は、VPNで解決することがございます。